福島県からの子どもたちを迎えて
福島第一原子力発電所の事故以来、屋外でのびのびと遊ぶことができない福島県の子どもたちとその保護者の皆さんを、この夏休みに島根県へ招待しました。
島根県では、農山漁村に民泊して自然体験や農林漁業体験をしていただく「しまね田舎ツーリズム」を進めていますが、今回は、この体験施設に滞在していただきました。
7月27日に福島市からの最初の親子(7人)を迎えて以降、県内各地で約20組(約60人)の皆さんに島根の夏を満喫していただきました。第1号となったご家族は、到着早々、海や川で泳いだり、滞在施設の方と一緒に田舎料理を作ったりと、様々な田舎体験を楽しんでいました。
また、各施設や地域の皆さんも、楽しい島根滞在になるようにと地元の観光地を案内したり、地域の子ども会行事に招待するなど、積極的に関わっていました。
今回の島根旅行に参加された多くの方から、島根を離れる際に、「楽しい島根旅行だった」「また島根に来たい」などうれしい感想をたくさんいただきました。
子どもたちが、島根の田舎暮らしの楽しい思い出を胸に、福島に帰ってからも、元気に健やかに過ごしてほしいと、皆で願っています。
【お問合せ】
しまね田舎ツーリズム推進協議会(島根県地域政策課しまね暮らし推進室内)
電話番号 0852-22-6449
福島市から来られた親子と出迎えの邑南町長(右端)
川遊びを楽しむ子どもたち