次代を担う新しい才能に出会える映画祭「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011」

 かつてフィルムが主流であった映画製作は、現在デジタルへの移行が急速に進んでいます。映像のデジタル化により、年齢や経験、国境をも越え、クリエイターの表現に新しい広がりが生まれています。
 埼玉県は、こうしたデジタル化の動きにいち早く着目。2004年から「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」を開催しています。
 デジタル作品のみにフォーカスした世界でもユニークなこの映画祭は、世界中から作品を公募。次代を担うクリエイターを発掘することにより、新しい映像産業の発展につなげます。
 8回目となる今年は芸術の秋にふさわしく初めての秋の開催。10月8日(土曜日)から10月16日(日曜日)までの9日間、埼玉県の次世代映像産業の拠点「SKIPシティ」で開催されます。
 コンペティション部門では、81の国と地域から応募があった683本の作品の中から厳選した長編作品12本、短編作品12本をノミネート作品として上映します。
 このほかにも、バリアフリーに対応した字幕・音声ガイド付きの作品や、劇場の臨場感がそのままスクリーンによみがえるシネマ歌舞伎「法界坊」、伝説のコンサートが高画質でスクリーンによみがえるLivespire(ライブスパイア)「3大テノール」など、デジタルシネマの醍醐味を存分にお楽しみいただけます。
 映画祭を通じ、チャレンジ精神にあふれたクリエイターたちが活動の場を広げ、世界に羽ばたいていくことを願ってやみません。

【お問合せ】
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局
電話番号 048-263-0818
HP http://www.skipcity-dcf.jp