美酒王国・秋田の海外展開
日本酒を愛する方々は「秋田」という名前を聞くと、すぐに「美酒王国・秋田」と連想するのではないかと思います。
秋田県は、美味しい水、米、そして寒冷積雪の長い冬など、酒造りに最適な原料や気候等の風土に恵まれています。また、酒造りに携わる秋田の杜氏は、世代を超えて引き継がれてきた丁寧かつ高い技術を持ち、さらに、全国でもトップクラスの開発力を持つ秋田県醸造試験場等では、華やかな香りを醸しだす「秋田流花酵母」や、上品な美味さと軽快な後味を演出する酒造好適米の「あきた酒こまち」を開発するなど、日本酒ファンを惹き付けています。
その中で、世界の酒市場における「美酒王国・秋田」、秋田ブランドの日本酒の認知度を高めるため、有望市場である米国においては、日本食がブームを超えて日常食として定着してきたこの時機をチャンスと捉え、県では意欲ある5蔵元による「秋田県日本酒輸出促進協議会(ASPEC)」を立ち上げ、その熱意で非日系の輸入業者との取引に結びつけるなど、海外の酒市場に進出する蔵元の取組をサポートしています。
2013年1月末には、シカゴ、サンフランシスコにおいて、現地総領事館、ジェトロの協力をいただき、県産酒ビジネス試飲会を開催します。
また、ロンドンにおいて開催された食品専門見本市「TheRestaurantShow2012(10月8日~10日)」に出展するなど、秋田ブランドの日本酒の販売網拡大を図り、昨年11月にはクリスマス向けの商品の輸出に結びつけました。
欧米の酒市場においても、秋田の美味しい酒を飲める機会が増えてきましたので、是非注目していただきたいと思います。
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秋田県観光文化スポーツ部秋田うまいもの販売課
電話番号018-860-2257