環境と福祉が連携した小型家電回収の取組~有用な資源の回収と障害者の社会参加の促進~

 4月から携帯電話やデジタルカメラなどの使用済小型家電の再資源化を図る小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)が施行されます。
 本県では法律の施行に先立ち、有用な資源の回収だけでなく障害者の社会参加の促進も図るという観点から、市町村が回収した使用済小型家電を福祉事業所に引き渡して、障害者が手作業で分解・分別作業を行う仕組みを「かながわモデル」として、市町村に提案しています。

【かながわモデルの特徴】

  • 小型家電を手作業で丁寧に分解・分別を行うことで、一層効率的に資源回収が図られる。
  • リサイクルのための分解・分別の工程を担うことで障害者の社会参加が促進される。

 県内では、伊勢原市がこのモデルによる第1号として、1月から小型家電の回収を行っています。
 市民が不燃物集積所に排出(月2回)した5品目の小型家電(携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、
デジタル等携帯音楽プレーヤー、ゲーム機)を市が回収し、市内3ヵ所の福祉事業所へ引き渡します。
 福祉事業所では、部品別に分解・分別後、リサイクルを適正に行う事業者へ売却します。


お問合せ
神奈川県環境農政局環境保全部資源循環課
電話番号045-210-4151