置県130年~ふるさとへの思い新たに~

 明治16(1883)年5月9日に富山県が誕生し、今年で置県130年の節目を迎えるため、本県ではこれを記念して各種関連事業を実施することとしています。2年後の平成26年度末には北陸新幹線が開業することから、置県130年を機に県民及び県出身者がふるさとへの理解を深め、誇りや愛着を育むとともに、県民一体となってふるさと富山の魅力をアピールし富山県を盛り上げていきたいと考えています。
 まず、5月12日には、県を挙げて置県130年を祝う記念式典を開催します。式典では、昨年、富山県ふるさとの歌として制作された、「ふるさとの空」(作詞:布村勝志 補作詞:須藤晃 作曲:久石譲)の演奏と合唱や、「ふるさとへの思い」をテーマに県民から募集した作文の中から優秀作品の発表を行います。さらに、本県出身の女優風吹ジュンさんと「ふるさとの空」の歌詞を補作した音楽プロデューサー須藤晃氏がトークショーに出演し、中学校の同級生であるお二人に「ふるさとへの思い」を語っていただく予定です。
 お盆時期の8月17日には、県外・海外に住む本県出身者がふるさとに集うホームカミングデイを開催します。県内各地の祭りをステージ上で再現する郷土芸能の公演や、富山県が舞台となった映画の上映、土産品・地酒の展示販売を行います。また、昨年7月に開館し、富山県ゆかりの作家や文学作品、映画、漫画、アニメーションなどを幅広く紹介する高志の国文学館での関連事業も予定しています。
 このほか、「『ふるさとの空』のど自慢コンクール」(11月開催予定)、「ふるさとの空」の歌から思い描かれる県内風景の写真コンテスト「『ふるさとの空』フォトコンテスト」(2月~9月募集予定)、県内各地の祭りやイベント等を巡る「とやまの祭りフォトラリー」(4月~12月実施予定)など、年間を通じて多彩な事業を展開します。
 置県130年を契機に、県民が自分の生まれ育ったふるさとの魅力を再発見し、ふるさとへの思いを新たにする機会を提供し、県民の皆さんと心を一つにして富山県をもっと元気にしていきたいと思います。


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