初代日本一の牡蠣「華漣」
昨年開催された殻付き生かき日本一をきめる初めての品評会「かき日本一決定戦」で、小長井町漁協(諫早市)の「華漣」が見事初代王者に輝きました。
このコンテストは、全国のかき愛好会でつくる日本オイスター協会が開催し、全国約2,800のかき生産者の中から最終選考に残った11団体が参加しました。
料理記者や飲食店経営者など55人の審査員が生産地を伏せたまま試食して、味や食感、見た目など8項目で採点。「華漣」は、全国の名だたる名品をおさえて、最も高い評価を獲得しました。
名前の由来は、有明海の浜辺に咲く、小さくて可憐な花をイメージしたもの。その名のとおり、小粒ですが、濃厚な味わいで、貝柱はシャキシャキとして食べ応えがあります。
既に東京のオイスターバーなどのモニターからは「今まで食べたかきの中で一番」「"プレミア"という感じで、甘みが強くておいしかった」など人気を得ています。
「華漣」は、県の総合水産試験場が開発した、かきを1粒ずつ育てる「シングルシード」技術で養殖していて、水槽である程度の大きさになった稚貝をかごに入れて海で育てます。多くのかきを縄に連ねて海につるす方法に比べると、殻のふくらみが強く、形の良いかきができます。
出荷は2月。是非、「初代日本一のかき」を御賞味ください。
お問合せ
小長井町漁業協同組合
電話番号0957-34-2244