復興に向けて、応援職員の方々と共に頑張っていきます!

 宮城県内に未曽有の被害をもたらした平成23年3月11日の東日本大震災から約2年が経過しました。震災発生以来、国や地方公共団体、企業やボランティアなど全国の皆様からたくさんの御支援と御協力をいただきながら、被災地の復旧・復興事業に取り組んでまいりました。これまで、御尽力いただいた皆様に心からお礼申し上げます。
 宮城県は、平成23年10月、今後10年間の復興の道筋を示す「宮城県震災復興計画」を策定し、県民生活が一日でも早く回復できるよう、緊急的な対応が必要な項目から最優先に取り組んでいるところです。特に、被災者の生活支援の基本となる災害公営住宅の整備や宮城県内の陸域、海域に発生した膨大な災害廃棄物の処理などは迅速かつ着実に行わなければなりません。
 しかし、これらの業務は、これまでに経験したことのないほどの膨大な事業量であり、宮城県の職員や被災市町の職員の力だけでは事業を進めていくことは非常に困難な状況となっております。宮城県としても、新たな任期付職員を採用するなどして、人材確保に努めておりますが、発災直後から継続して応援に来ていただいている、全国各地から派遣されている自治体職員の方々によるお力添えが大きな支えとなっております。
 復旧・復興への道のりは長く険しいものですが、今後も応援に来ていただいている職員の方々のお力添えをいただきながら、共に頑張ってまいりますので、一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。

応援職員、辞令交付式の様子