道徳教育映像教材を作成
千葉県教育委員会では、平成22年度から小・中・高校生用の道徳教育映像教材を作成しています。今年度は、クラスや部活動におけるいじめ問題をテーマとしたミニドラマ形式の児童生徒用の授業用映像教材(DVD)に加え、保護者など大人用に視点を変えて編集したドラマも作成しました。これらを県内の全ての小・中学校と特別支援学校に配付します。
この授業用映像教材を道徳の授業や授業参観日などで効果的に活用していくことで、千葉県で学ぶ子どもたちが、道徳性を高め、豊かでおおらかに自信にあふれた頼もしい人間に成長することを目指します。
【あらすじ】
「ひびけ、心のリコーダー」(小学生用)
マサヤは、音楽発表会のためにリコーダーを一生懸命練習するが、上手に吹くことができない。そんなマサヤをクラスメイトはからかったり、リコーダーを隠したりして、いじめている。マサヤと仲良しのケンジは,リコーダーを隠されるところを偶然目にするものの、知らないふりをしてしまう。
次の日、ケンジは、父親の言葉に、勇気を出してマサヤに謝り、2人は心の絆を取り戻していく。
「いつのまに・・・」(中学生用)
ミキは、バスケットボール部のレギュラーとして活躍する1年生。しかし、ミキの言動はほかの部員から反感を買い、やがてクラスからも孤立していき、保健室登校をするようになる。チームメイトで幼なじみのユリは、いつのまにか自分もミキへのいじめに加担していることに気付き悩む。ある日、ユリは、迷いながらも意を決し、自分の思いを伝えに、ミキのいる保健室のドアをノックする。
お問合せ
千葉県教育庁教育振興部指導課
電話番号043-223-4059