恐竜博物館に新たな魅力~ガチャピンの謎にも迫る高度な研究!~
年間50万人以上が訪れる福井県恐竜博物館。全国に誇るダントツの恐竜ブランドとして、その魅力はますます高まっています。
その観光ブランドの一方で、「世界三大恐竜博物館」と称されており、学術的にも高い評価を得ています。
その「高度な専門知識をお借りしたい」と東京のテレビ局から依頼があり、ポンキッキで子どもに大人気の「ガチャピン」が何から進化した恐竜なのか、どこから来たのかなど、説明のつかない多くの謎を大真面目に調査・研究し、先日、その報告が行われました。
そして、その恐竜博物館に新たな標本が仲間入り。今から約1億5千万年前に生息していた草食恐竜カマラサウルスの全身骨格がついに登場。この骨格は、9割以上が実物という非常に貴重なものであるほか、約15mにも及ぶ巨大な雄姿はまさに圧巻です。
さらに、福井県ではこの恐竜博物館の一帯を「恐竜キッズランド」として整備しようと、まずは実際の発掘現場を野外博物館に整備。平成26年夏のオープンを目指します。
そのほか、恐竜研究のレベルを更に高めるために、全国で初めて「恐竜学研究所」を福井県立大学に設置。近くに恐竜博物館や実際の発掘現場があり、最高の立地環境の中、「恐竜学」という研究のジャンルを打ち建て、国内外から優秀な古生物学関係の研究者や学生を受け入れていきます。
今後も恐竜博物館では、来場者に楽しんでもらえる展示の充実と、それを支えるトップクラスの学術研究を発展させていきます。
カマラサウルスの全身骨格