新たに特別支援学校を2校開校しました
岐阜県では、平成18年3月に「子どもかがやきプラン」を策定し、「地域で学び」「地域で育ち」「地域に貢献する」を基本理念に特別支援教育の充実に取り組んでいます。
このプランの大きな柱が特別支援学校の計画的な整備であり、プラン策定時に12校だった特別支援学校を平成30年度までに20校に増やす計画としております。この4月には、県北部の飛騨地域に新たに2校が開校し計18校となり、今まで長時間かけて通学したり、寄宿舎を利用していた児童生徒が、地元の学校で必要な教育が受けられるようになりました。
また、今回開校した2校は共に、知的障がい、肢体不自由、病弱などの障がいのある児童生徒を対象に、小学部から高等部まで設置しており、建物のバリアフリー化など、障がいのある児童生徒に配慮した構造になっています。
下呂市に開校した下呂特別支援学校は、平成21年に知的障がいを対象とする高等部のみで暫定開校した飛騨特別支援学校下呂分校に、新たに小・中学部を加えて、全面開校しました。
飛騨市の飛騨吉城特別支援学校は、県内で初めて既存の小学校敷地内にある特別支援学校として開校し、2校が連携を図り、交流及び共同学習を充実させるとともに、日常的に相互理解を深め合うことで、地域住民も含めた「共生社会」の実現が期待されます。
岐阜県では今後も「子どもかがやきプラン」のスケジュールに基づき、県内の特別支援学校の整備を着実に進めていきます。
お問合せ
岐阜県広報課
電話番号058-272-1116
<「岐阜県の特別支援教育」を紹介するHP>
http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku-bunka-sports/gakko-kyoiku/kanrenjoho/tokubetsu-shien-net/