京都には海があります!「海の京都」事業

日本海に面する京都府北部地域は、古代より、大陸との交流の窓口として栄え、日本の国生み神話の重要な舞台となった、言わば「もうひとつの京都」。
 平成26年度までに、京都府南北をつなぐ京都縦貫自動車道が全線開通し、大型クルーズ船等に対応した京都舞鶴港の埠頭が整備されるなど、陸路・海路双方からのアクセスが飛躍的に向上します。
 こうした歴史的・地理的背景や交通基盤の整備を生かし、魅力的な観光まちづくりをソフト・ハード両面から進めることによって、「もうひとつの京都」を、京都市を中心とする「陸の京都」と並び立つ観光圏「海の京都」とするのが「海の京都」事業です。
 その主役は行政ではなく、地域住民です。住民自身が地域の良さを実感して大切にし、更に新たな魅力を生み出すことによって、持続可能な観光まちづくりを進めます。

1.発信力・集客力のある「戦略拠点」の形成

 「海の京都」の核となる、観光拠点を形成するため、重点整備する戦略拠点を設定。府道などの公共施設や旅館の外観などを歴史文化に根ざしたデザインに統一し、観光客が歴史文化を感じ、自然景観を楽しむことができる魅力的なエリアを形成します。

2.戦略拠点等を結ぶ観光交流基盤の整備

 日帰り観光から、より経済波及効果の高い滞在型観
光へと転換していくため、各戦略拠点等を結ぶ広域の回遊システム(交通インフラ整備、周遊観光プランづくり等)を整備します。また、北近畿タンゴ鉄道への新観光型車両を導入により、旅の魅力向上を図ります。

3.戦略的な広域観光プロモーション

 「海の京都」の統一的なテーマによる観光プロモーション、首都圏や海外など市場ごとの特性を生かした観光企画及び戦略的広報等を効果的に展開します。
 統一ロゴの作成や海の京都パスポートの作成等によるブランド戦略や、イベント開催や各種ツアーの造成による誘客アクションを行います。
具体的なアクションについて
 動き始めた「海の京都事業」について、トピックス形式で御紹介します。

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