一般国道103号奥入瀬(青橅山)バイパス事業が直轄権限代行事業としてスタート
我が国を代表する景勝地である奥入瀬渓流沿いを通る国道103号(県管理国道)は、十和田湖と八甲田を連絡する重要な観光道路ですが、観光シーズンには観光客の車両などによる交通渋滞が発生し、奥入瀬渓流の自然環境への悪影響が懸念されています。
また、急カーブや崩落危険箇所も多く、通行止めもたびたび発生しています。
このため、青森県ではこれまでバイパス整備を進めてきましたが、奥入瀬(青橅山)バイパスは十和田八幡平国立公園の特別保護地区を通過するため、大部分がトンネル(約4.6km)で計画されており技術的課題が多い事業です。そこで、青森県では直轄権限代行事業による事業化を国土交通省へ要望してきました。
そして、この度国土交通省の新規事業として奥入瀬(青橅山)バイパス事業が採択され、本格的着工に向け大きく前進しました。バイパス完成後には奥入瀬渓流沿いの自然環境が保全され、渓流の自然を楽しむ観光客の安全性や快適性の向上が期待されます。
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青森県道路課
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