平成26年に「熊野古道」は世界遺産登録10周年を迎えます。
「熊野古道」とは?
熊野古道は、和歌山県にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社等)へと続く参詣道の名称であり、三重県には伊勢神宮と熊野三山の二大聖地を結ぶ「熊野古道伊勢路」があります。
熊野古道伊勢路は、主に東国から熊野三山を目指す参詣者の歩いた道で、平安時代から利用されていましたが、お伊勢参りが盛んになる江戸時代以降参詣者が増えました。列をなして参詣する様子は「蟻の熊野詣」と言われるほどのにぎわいだったといわれています。
山坂の多い峠道には、随所に雨水から路面を守るための石畳が遺されており、海、山と変化に富んだ風景は、今も訪れる人々を魅了しています。
熊野古道伊勢路には、かつて伊勢と紀伊の国境であった「ツヅラト峠」、石畳で有名な「馬越峠」、日本最古の神社といわれる「花の窟神社」、熊野市から紀宝町まで美しい海岸線が続く「七里御浜」など、多くの見どころがあります。
平成26年7月に世界遺産登録10周年を迎えます。
平成26年7月には、熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて10周年を迎えます。
三重県では、この機会にあわせて記念イベントの開催やキャンペーンを計画しています。
まず、今秋には首都圏での熊野古道セミナーや熊野古道伊勢路とその周辺の寺社仏閣などの見どころをめぐるモデルウォーク等のプレイベントを実施します。
また、東紀州地域は、自動車道の延伸によりアクセスが便利になり、更に来訪しやすくなります。是非この機会に三重県東紀州地域にお越しください。
お問合せ
三重県地域連携部南部地域活性化局東紀州振興課
電話番号059-224-2193
HP http://www.pref.mie.jp/KODO/index.htm