みんないきいき!~ふじのくにの健康長寿~
厚生労働省が昨年発表した「健康寿命」において、静岡県は女性が75.32歳(全国1位)、男性が71.68歳(全国2位)であり、本県が算出した男女計は73.53歳で全国1位となりました。
健康長寿日本一の理由としては、1.地場の食材が豊富で食生活が豊か2.いつもお茶をたくさん飲んでいる3.県や市町が一体となって健康づくりや介護予防に積極的に取り組んできた4.元気に働いている長寿者が多い5.温暖な気候が穏やかな県民性を育んでいるという五つが挙げられます。
しかし、平均寿命と健康寿命の差は、男性8.35年、女性10.89年と開きがあります。介護を受けたり、寝たきりにならず、自立して健康に生活できる「健康寿命」を延ばすことが課題です。
そこで本県は、県民の皆さんがより元気で健康に暮らせるよう「ふじのくに健康長寿プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトの具体的な取組である「ふじ33プログラム」と「健康マイレージ事業」の二つを紹介します。
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ふじ33(さんさん)プログラムの普及
働き盛り世代(40歳~64歳)を対象に、「運動」、「食生活」、「社会参加」のメニューを盛り込んだ県独自の健康長寿プログラムのことです。1.3分野(運動、食生活、社会参加)を、2.3人1組で3.まずは3ヵ月実施をする内容のガイドブックを作成し、各市町や企業への普及・啓発を行っています。3人1組で行うため、お互いに励まし合いながら継続することができます。 -
健康マイレージ事業の推進
運動や食事などの生活改善や健康診断の受診、健康講座やスポーツ教室、ボランティア活動など市町で決められた健康づくりメニューを行った住民が、飲食店などの協力店舗から特典を受けられる制度です。現在5市3町で実施しています。
今後、本県では、健康寿命の更なる延伸を目指して、ふじのくに健康長寿プロジェクトを推進していきます。
お問合せ
静岡県健康福祉部健康増進課
電話番号054-221-2779