新そばの季節に新登場!「信州ひすいそば」がデビュー

 "信濃では 月と仏と おらがそば"と俳句に詠まれているとおり、信濃・信州・長野県と聞くと"そば"を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
 長野県は、そばの栽培条件に適していることから、良質のそばが生産されています。古くから「信州そば」として全国的に親しまれ、そばの生産量は全国2位となっており、長野県の特産物の一つです。
 この秋、長野県の特産物であるそばに、「信州ひすいそば」が仲間入りします。
 「信州ひすいそば」は、長野県野菜花き試験場が10年の歳月をかけて開発した新品種「長野S8号」の栽培や加工・販売に関する基準を定め、この基準を満たした長野県産そばの名称です。長野県では、「おいしい信州ふーど(風土)」大使の玉村豊男さんに名称を御提案いただき、商標登録を行いました。
 「信州ひすいそば」は、10月にデビューし、皆様に味わっていただくことができるようになります。特徴は、"香り高く"、そして、その名のとおり"色鮮やか"なこと。玉村さんが、「信州の山々から流れ出る清らかな水。その水の瀬が光を浴びて輝く美しいひすい色を思い浮かべて、この緑を湛えた新しい信州そばの名前としました。」と語るように、丸抜き(そば殻を除いたそばの実)の色が他のそばの品種よりも濃い緑色をしています。
 10月18日には「信州ひすいそば」のお披露目会を開催し、どこで食べられるかなどを発表する予定です。
 また、県内には、栽培から製粉・そば打ちまで全て一つの地域で行われたそばを食べられる施設や、そば打ち体験ができる施設も数多くあり、様々な形で信州そばを楽しむことができます。秋そばの収穫時期となる10月から11月を中心に、とれたての新そばを味わう「そばまつり」が県下各地で開催されますので、「信州ひすいそば」やお好みのそばをお目当てに、長野県に足を運んでみてはいかがでしょうか。

お問合せ
長野県農政部農業技術課
電話番号026-235-7221
HP http://www.pref.nagano.lg.jp/nogi/soba/hisuisoba.html

信州ひすいそば