慶長遣欧使節出帆400年記念事業
1611(慶長16)年、慶長の大地震による大津波が発生し、仙台藩は大きな被害を受けました。仙台藩主・伊達政宗は、震災の発生からわずか2年後、木造洋式帆船「サン・ファン・バウティスタ」を建造し、支倉常長ら慶長遣欧使節をヨーロッパに派遣しました。使節の目的は、スペイン国王からスペイン領メキシコとの直接貿易の許可を得ること、ローマ教皇に仙台藩領内でキリスト教を布教するための宣教師の派遣を要請することでした。
数年に及ぶ交渉にもかかわらず目的を達成する事はできませんでしたが、常長が最後まで断念せず挑戦し続けた事実は、大きな困難から再生するための強い覚悟と勇気を与えてくれました。
出帆の日から400年後となる2013(平成25)年、様々なイベントなどを行い、復興へ向けて歩み続ける宮城の姿を国内外へ発信します。
◇主要イベント
-
芸術銀河2013ミュージカル「常長の祈り」
日時:11月23日(土曜日・祝日)・24日(日曜日)
場所:東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
観覧料:S席2,000円/A席1,500円 -
「オルケスタ・デ・ラ・ルス」スペシャルコンサート
日時:平成26年1月28日(火曜日)
場所:東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
観覧料:無料(事前申込要)
お問合せ
慶長遣欧使節出帆400年記念事業実行委員会事務局(消費生活・文化課)
電話番号022-211-2527