第1回古代歴史文化賞受賞作品が決定しました

 島根県・三重県・奈良県・宮崎県は共同で古代歴史文化に関する優れた書籍を表彰する「古代歴史文化賞」を創設しました。
 この賞は、直近3年度に出版された書籍のうち、学術的基盤に立ちながら一般読者にとって分かりやすく書かれたものを対象としています。
 平成25年9月9日に東京で開かれた選定委員会において「古代歴史文化賞」を始めとする各賞が決定され、引き続き受賞作品の記者発表を行いました。

受賞作品

<古代歴史文化賞>  
「古代国家はいつ成立したか」/著者:都出比呂志
<古代歴史文化みえ賞>
「古事記はいかに読まれてきたか―<神話>の変貌」/著者:斎藤英喜
<古代歴史文化なら賞>
「道が語る日本古代史」/著者:近江俊秀

<古代歴史文化しまね賞>
「古代に行った男ありけり」/著者:関和彦
<古代歴史文化みやざき賞>
「古事記を読みなおす」/著者:三浦佑之

古代歴史文化賞決定記念シンポジウム

 来る11月17日(日曜日)よみうりホール(東京都千代田区有楽町)にて、古代歴史文化賞決定記念シンポジウムを開催します。
 「日本の始まり 出雲・大和・日向・伊勢」をテーマに、古代歴史文化賞受賞者都出比呂志氏(大阪大学名誉教授)の記念講演及びパネルディスカッション、記念コンサートを行います。

お問合せ
古代歴史文化賞決定記念シンポジウムについて
 古代歴史文化賞決定記念シンポジウム事務局
 電話番号03-5790-6423
 HP http://kodairekishibunka.jp/ 
古代歴文化賞について
 島根県教育庁文化財課古代文化センター
 電話番号0852-22-6725
 HP http://www.pref.shimane.lg.jp/bunkazai/book.html

第1回古代歴史文化賞受賞