宮崎産キャビアこの秋いよいよ販売をスタート!
世界三大珍味のひとつとされるチョウザメの卵「キャビア」。
宮崎県では、そのキャビアを県内で生産し、ブランド名「宮崎キャビア1983」として、11月22日から販売をスタートします。
本県で1983年に始まったチョウザメの研究は、30年という長い期間をかけて、シロチョウザメの稚魚の安定生産や、魚肉に含まれる機能性成分の分析、キャビアの美味しさを最大限まで引き出す熟成方法など、生産から利用に至るまでの技術を確立してきました。現在、これらの技術は県内養殖事業者に普及し、本県は「日本一のチョウザメ養殖産地」となっています。
宮崎産キャビアのコンセプトは、質の追求とともに、日本人にキャビア本来のおいしさを届けることです。そのために、国内でキャビアの食べ方やシーンを提案するなど、キャビアの食文化を宮崎から発信していきたいと考えています。
また、キャビアの印象が強いチョウザメですが、魚肉のおいしさも魅力の一つです。
「上品な味わいで部位によって様々な味と食感が楽しめる他にはない食材」と多くのシェフから高い評価を受けており、県内外のレストランで魚肉を使った料理を味わうことができます。県のチョウザメ研究の歴史がつまったキャビアと魚肉を是非御賞味ください。
チョウザメ産業は「みやざきフードビジネス振興構想」の一角を担っており、県と生産者、関係団体が連携し、チョウザメ産業と宮崎ブランドの確立を目指していきます。