世界自然遺産・白神山地21年目からの歩き方・楽しみ方

 降り注ぐ光や雨、降り積む雪は、東アジア最大級の原生的なブナ林を潤し、そこに暮らす多様な植物や動物たちを育みます。
湧き出る水は流れとなり、里を潤し、海へと注ぎ、様々な海藻や魚たちが集う「豊穣の海」をつくります。
ヤマがもたらす豊かな自然の恵みは人々の暮らしを支え、人々はヤマを守り継いできました。
白神山地の魅力は、「多様性」にあると言われます。
青森県と秋田県にまたがる『白神山地』が、「ブナ天然林を中心とした生態系」の価値が認められ、日本で初めてユネスコの世界自然遺産に登録されてから、この12月でちょうど20年となりました。
国や県・市町村などの行政機関や民間団体等が中心となり、様々な記念事業が開催された今年は、白神山地がもたらす多様な「価値」や「意味」を考え、未来に向けて「守り継ぐ」決意を新たにした1年となりました。
青森県では、白神山地世界遺産登録20周年を契機として、白神山地に暮らす植物や動物の日々の彩りや息づかい、登山道からの眺めやお薦めポイント、白神山地がもたらす旬の食や四季折々の文化・風俗など、白神山地の多様な価値、多様な恵みを集め、世界遺産登録21年目からの「白神山地の歩き方・楽しみ方」として発信することとしています。
白神山地であなたの「お気に入り」を探してみませんか。

お問合せ
白神山地ビジターセンター
電話番号0172-85-2810
HP http://www.shirakami-visitor.jp/index.html
青森県自然保護課
電話番号017-734-9257

青森県西目屋村