令和2年2月7日 会長メッセージ
○ 新型コロナウイルス感染症への全国知事会の対応について
中華人民共和国湖北省・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる感染症は、世界各地で感染が拡大し、日本国内においても、1月16日に初めて感染者が確認されて以降、感染者が増加しており、更なる感染拡大が危惧されています。 1月30日、政府における「新型コロナウイルス感染症対策本部(総理が本部長、全閣僚がメンバー)」の設置と軌を一に、全国知事会では、会長をトップに、総務常任委員会委員長の西脇京都府知事、社会保障常任委員会委員長の平井鳥取県知事、危機管理・防災特別委員会委員長の黒岩神奈川県知事をメンバーとする「新型コロナウイルス緊急対策会議」を設置致しました。 早速、2月5日には、各都道府県における対応上の課題や今後の対策に関するニーズを取りまとめ、 |
|||
・感染者の行動歴などの情報公開のあり方について、国民の不安解消に向けた統一的な対応方針の提示やデマ・流言等への必要な対策 ・簡易検査キットの早期開発及び供給体制の確立など、検査・医療体制の整備 ・地方空港や港湾などにおける検疫体制の強化など、水際対策の徹底 ・キャンセルが相次ぐ観光関連産業や中国と取引のある企業への支援など、地域経済への影響を踏まえた対策の実施 |
|||
など、7項目からなる「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急提言」を政府与党及び総理官邸に対して行い、自由民主党岸田政調会長からは、「いただいた7項目の提言をしっかりと受け止め、対策をまとめたい。」との意欲を示されました。 | |||
引き続き、国と共に責任を共有する「より一層行動する知事会」として、アンテナ高く、刻々と変化する事態を踏まえ、国としっかりと連携し、国民の皆様の安全・安心の確保に万全を期して参ります。 |
|||
全国知事会会長 徳島県知事 飯泉嘉門 |
会長メッセージ 新型コロナウイルス感染症への全国知事会の対応について
お問い合わせ先
調査第三部(03-5212-9134)