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タイトル 空き家の利活用による「住みたい『とくしま回帰』」の加速
施策・事業名称 地方創生「住みたい徳島」推進事業
都道府県名 徳島県
分野 環境
地域振興・まちづくり
人口減少対策
施策のポイント 本県には、利用予定のない空き家が約3万9千戸あり、人口減少に加え、世帯数も減少しており、今後も空き家の大幅増加が予測される。
空き家の増加は、地域の活力を低下させるだけでなく、管理不足による防災、防犯、環境、景観の面で悪影響をおよぼす恐れがあるなど問題を抱えている。
そこで、空き家を負のストックではなく、貴重な地域資源として有効に利活用することにより、新しい人の流れを作り出し「とくしま回帰」を推進することは、人口減少の克服と東京一極集中の是正による地方創生の推進に向けて、不可欠な施策である。
内容 1 「とくしま回帰」空き家等利活用推進協議会
・「地方創生に資する空き家等の利活用にむけた施策の検討」と「徳島型CCRCの実施に向けた高齢者居住安定確保計画の検討」を行うため、産官学金労言の委員17名で構成した協議会を設置。
・空き家の利活用について、空き家改修への支援の必要性、地域でマッチングできる人材の育成、空き家バンクなどの情報の充実について議論いただき、平成28年度施策に反映した。

2 「とくしま回帰」住宅対策総合支援センター
・空き家の利活用の相談からコーディネートも含めたワンストップ型の相談窓口として開設。
・空き家の売買や賃貸、リフォーム、有効活用など、空き家に関する様々な相談を総合的に受付することが可能。
・専門団体との連携や「空き家判定士」の育成により、空き家の利活用に向けたコーディネートを実施。
・空き家を利活用することで、徳島への移住を希望する方の手助けを行い、「地方創生」に向けた徳島への移住促進を図る。

3 とくしま地方創生空き家判定士
・地域の実情に応じた空き家対策と空き家の利活用による地方創生の推進を目的に、徳島県内の空き家について空き家判定業務等を行う空き家判定士を知事が認証する全国初の制度。
・空き家判定士の資格要件は、建築士、インスペクター(平成29年度から「既存住宅状況調査技術者」に変更)、養成講習受講すべてに該当する者。
・建築関係法令に精通し、空き家の調査や利活用等の専門的な知識を有する建築士が業務を行うことにより、客観的、中立的な判断が可能。
・住宅対策総合支援センターから、業務内容に応じて選定・派遣されるので、安心して依頼することが可能。

4 とくしま地方創生空き家判定マニュアル
・空き家判定業務を効率的、客観的、中立的に行うことを目的として、「地方創生空き家判定マニュアル」を作成。空き家判定士の養成講習会のテキストとしても使用。

5 空き家利活用等啓発推進事業
・地方創生における住宅対策の重要性や空き家利活用の可能性について、先駆者による基調講演やパネルディスカッションにより、広く県民に、空き家対策への理解や利活用への機運醸成を図ることを目的に実施。
関連
ホームページ
https://www.tokushima-akiya.jp/
本件問合先 徳島県県土整備部住宅課
088-621-2597
juutakuka@pref.tokushima.lg.jp