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タイトル やまがた森林(モリ)ノミクスの推進
施策・事業名称 地域の豊かな森林資源を「森のエネルギー」「森の恵み」として活かし、産業の振興や地域の活性化につなげていく取組み
都道府県名 山形県
分野 農林水産
事業実施期間 平成25年11月1日~
施策のポイント 「やまがた森林(モリ)ノミクス」は、平成25年11月、知事と県内全市町村長が参画して「やまがた里山サミット」を設立し、地域の豊かな森林資源を「森のエネルギー」「森の恵み」として活かし、林業振興と地域活性化につなげていく「やまがた森林(モリ)ノミクス宣言」を行いスタートした取組みである。
「やまがた森林(モリ)ノミクス」は、本県が全国で初めて提唱したものであり、先人から受け継いだ豊かな森林資源を余すことなく活用することで、林業の振興を図り、関連産業や雇用創出への経済効果を生み出して、地域全体の活性化につなげていく『緑の循環システム』を構築することを目的としている。
内容 【これまでの経緯】
○地域資源を活用したエネルギーへの転換
東日本大震災を契機として、化石燃料への依存から地方創生にもつながる木質バイオマスなど身近な資源を活用する取組への転換をスタート
○「やまがた森林ノミクス」宣言
やまがた里山サミットにおいて、知事が県内の全市町村長の賛同を得て、地域の豊かな森林資源を 「森のエネルギー」、「森の恵み」として活かしていく 「やまがた森林ノミクス」を宣言(平成25年11月)
○「やまがた森林ノミクス推進条例(通称)」の制定
県民の総参加による森林資源の活用を推進することにより、林業及び木材産業の振興並びに森林の保全を図り、雇用を創出し、地域を活性化することを目的とした条例(「山形県の豊かな森林資源を活用した地域活性化条例」)を制定(平成28年12月)
【主な取組】
○川上の取組み
・森林GISに代わり、森林情報を効率的に共有できる森林クラウドシステムの運用を開始(R1~)
・高性能林業機械の導入を促進するため、購入補助に加え短期レンタル(R1~)を支援
・「伐ったら植える」を合言葉に再造林率100%を目指し、再造林経費の100%補助を実施(H29は県が嵩上げ分を負担、H30から山形県再造林推進機構の基金と一体的に支援)
○川中・川下の取組み
・大規模集成材工場(H29稼働)や大径材加工施設など、加工流通施設の整備等を支援
・製材工場のJAS認定取得を支援(H29~)
・県産木材を使用した木造住宅の新築やリフォームを支援(補助・利子補給を選択可)
・公共・民間建築物の木材利用に向け、県庁ロビーの木質化(R1)や県園芸農業研究所の木造建築(R2)のほか、空港等の内装木質化を支援
・地震や雨・風に耐えられる塀の木質化「山形式フェンス」を開発(R2)
○総合的な取組み
・「県立農林大学校」に林業経営学科を設置(H28)し、林業現場の即戦力の人材を育成
・「やまがた木育推進方針」を策定(H30)し、森林環境学習を推進
・森づくり活動団体等の支援や、企業による森づくり活動を推進
・やまがた森林ノミクスの加速化に向けた10年間のビジョンを示した「やまがた森林ノミクス加速化ビジョン」を策定(R3)
関連
ホームページ
https://www.pref.yamagata.jp/kurashi/shizen/sinrin/morinomics/index.html
本件問合先 農林水産部 森林ノミクス推進課
023-630-3367
ymorimiku@pref.yamagata.jp