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タイトル | ひなたGISで地域を見つめ直す |
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施策・事業名称 | データを活用した地域活性化推進事業 |
都道府県名 | 宮崎県 |
分野 | 地域振興・まちづくり |
事業実施期間 | 平成28年4月1日~ |
施策のポイント |
県職員がオープンソースで開発した地理情報システム(ひなたGIS)をインターネット上に公開している。 「データを身近なものに」をコンセプトに、県民がデータを活用して地域の魅力を発見するツールとして普及を図っている。 |
内容 |
1 概要 「ひなたGIS」とは、利用者がオープンデータや各種統計データ等の様々なデータを自由に地図上に重ね合わせることで地域の特色や課題等を見える化する地理情報システム(Geographic Infomation System)。 このシステムは、情報政策課の職員がオープンデータの可能性を広げるために独学で構築したもので、平成29年3月の内閣府主催「RESAS アプリコンテスト」で最優秀賞を受賞した。 【ひなたGISの特徴】 ・特別なソフトが不要(Webブラウザのみ) ・操作が簡単 ・レスポンスが早い ・豊富な地図データ ・全国の統計データを掲載 2 本県の取組み データ活用の推進を目的とする出前講座で活用し「使いやすい」「機能が豊富」「面白い」等、好評を得ている。(大学、高校、団体等) また、市民団体が主催するアイデアソンやハッカソンに教材(素材)として提供し、寄せられた意見やアイデアを取込みながらツールとしての魅力向上に努めている。 ひなたGISは全国の統計情報を取り扱っているため、全国の自治体のまちづくりや地域学習に活用してもらいたい。 3 主な機能 (1) 地図選択機能 掲載地図・航空写真から背景を選択できる。また、複数の背景を透過度を設定して重ねることもできる。 (2) データ選択機能 掲載データから地図に展開するデータを選択できる。複数のデータを選択して様々な表現をすることも可能。 (3) グラフ表示機能 統計局APIを利用して選択したデータのグラフ表示ができる。 (4) データプロット機能 利用者が用意した緯度・経度情報を含むデータのCSVファイルを地図上にドラッグ&ドロップすることで、そのデータを地図上に表示させることができる。 (5) 2画面分割機能 ディスプレイを2つに分け、それぞれに地図やデータを表示できる。2画面をシンクロ(同期)させることで、現在と過去や、異なる統計データを比較することができる。 (6) 3D機能 地図の視点を真上から斜めに角度を変えることができ、さらに表現を豊かにすることができる。 4 主な掲載データ(手続き中も含む) (1) 施設データ ・国土地理院提供:小学校、中学校、医療機関等 ・国土交通省提供:バス停等 (2) 地図データ ・国土地理院提供:オルソ画像等 ・国土地理院提供:津波浸水想定区域等 (3) その他 ・統計局API(全国データ5,000種、都道府県データ800種) ・RESAS API(将来人口推計データ) ![]() |
関連 ホームページ |
https://hgis.pref.miyazaki.lg.jp/hinata/index.html |
https://opendata.resas-portal.go.jp/contest/index.html | |
本件問合先 | 総合政策部情報政策課 |
0985-26-7046 | |
johoseisaku@pref.miyazaki.lg.jp |