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タイトル | 働く世代からのフレイル予防の取組み(プレフレイル対策) |
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施策・事業名称 | 40歳からのフレイルチェック 【予算事業】大阪府健康格差の解決プログラム促進事業(プレフレイル) |
都道府県名 | 大阪府 |
分野 | 健康福祉 |
事業実施期間 | 平成30年4月1日~ |
施策のポイント |
・府の要介護認定率は全国より高く、健康寿命が低迷している要因の一つとなっており、健康づくり事業と介護予防事業が相互連携し、府民の健康管理に取り組むことが重要。 ・平成30年・令和元年度において国立健康・栄養研究所と連携し作成した「大阪府働く世代からのフレイル予防プログラム」により、特定健診・保健指導等を活用し、特定健診対象者層へのフレイルチェックを行うことで、府民一人ひとりの健康づくりにつなげる。 ・「40歳からのフレイルチェック」は、働く世代から高齢者までシームレスな事業展開を可能とし、高齢者の保健事業につなぐ事業として構築する。 |
内容 |
■ 40歳からのフレイルチェックの展開 ■ ・近い将来、介護が必要な状態になりやすい状態である「フレイル」となる者を早期に発見(フレイルの状態をチェック)し、保健指導を通じて、運動や食事といった健康づくりの取組を促し、フレイルを予防することにより、健康寿命の延伸を図るとともに、市町村における健康寿命の差(健康格差)の縮小を図る。 ・医療保険者が実施する「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づく特定健診・保健指導等の枠組とスキルを活用すること、および実施者負担を抑えた内容とすることにより、フレイルチェックの導入を推進する。 ■ フレイルチェックの導入にあたって ■ ・フレイルの介入時期について、統一基準はないが、40歳以上を対象とする特定健診【法定】の機会を活用することが効率的 ・フレイル測定の項目には、「問診、握力、歩行速度、体組成測定、口腔機能測定」などがあるが、本件においては、「問診、体組成測定」により実施する。 ・健診に要する人件費変動を抑え、費用負担を軽減できるよう、チェック項目を限定して始めることにより実施者の導入を促進する。 ■ 特定健診+フレイルチェックについて ■ ≪特定健診≫ ・質問票(服薬歴、喫煙歴等) ・身体測定(身長、体重、BMI、腹囲) ・理学的検査(身体診察) ・血圧測定 ・血液検査(脂質・血糖、肝機能) ・検尿 など ≪フレイルチェック≫ ・問診(食事、運動等) ・身体測定(体組成測定、骨格筋量) ※特定健診における身体測定(体重)は、フレイルチェックの身体測定に代替可能。 ■ 保健指導 ■ ・特定保健指導については、従来の考え方のとおり、積極的支援、動機付け支援、情報提供に階層化を行い実施し、フレイルチェックについては、フレイル判定に基づき、フレイル保健指導を実施する。フレイルチェックにおいて、メタボリックシンドロームにも該当する者には、通常の特定保健指導とフレイル保健指導を併用する。 上記のとおり、40歳以上の特定健診対象者層へのフレイルチェックを展開することにより、フレイルに対する認知度の向上、早期発見及びフレイル該当者に対しての早期介入を通じて、府民の健康寿命の延伸を図ることをめざす。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
関連 ホームページ |
https://www.pref.osaka.lg.jp/kenkozukuri/kenkouzyumyouenshin/index.html |
本件問合先 | 大阪府 健康医療部 健康推進室 健康づくり課 |
06-6944-9158 | |
kenkodukuri-g03@sbox.pref.osaka.lg.jp |