先進政策バンク詳細ページ
タイトル | 【全国初】バス中心の交通体系からの転換を図り、新たな地域交通体系《鳥取モデル》を構築するための補助制度を創設 |
---|---|
施策・事業名称 | 地域交通体系《鳥取モデル》構築事業 |
都道府県名 | 鳥取県 |
分野 |
地域振興・まちづくり 行政改革分野(住民・事業者視点) |
事業実施期間 | 令和2年4月1日~ |
施策のポイント | 県内、特に中山間地域においては、自家用車依存、人口減少等による公共交通利用者の減少やドライバー不足によるバス事業者の撤退や路線の廃止、縮小が進み、公共交通体系の再構築が必要となっている。このため、今までバス中心であった公共交通の確保・維持に係る県支援制度を、地域の実情に応じて、バス、共助交通やタクシーを適材適所で組み合わせることを可能とする、市町村の自由度の高い新たな補助制度を全国で初めて創設し、地域住民とともに観光客も見据えて利便性の高い交通体系の構築を目指す。 |
内容 |
○現状・課題 鳥取県内、特に中山間地域においては、自家用車依存、人口減少等による公共交通利用者の減少やドライバー不足によりバス事業者の撤退や路線の廃止、縮小が進み公共交通体系の再構築が必要となっている。 また、需要に応じてドアツードアで移動可能なタクシーの方が効率的かつ利便性が高い場合もあり、そのような地域に対する支援も必要となっている。 ○取組内容 今までバス中心であった公共交通の確保・維持に係る県支援制度を、地域の実情に応じて、バス、共助交通やタクシーを適材適所で組み合わせることを可能とする、市町村の自由度の高い新たな補助制度を全国で初めて創設した。 (1)新たな地域交通体系構築支援補助金 ※いずれも補助対象者:市町村、補助率:1/2、補助上限額:70,000千円(市町村バス運行経費は上限50,000千円) 〇タクシー助成支援 ア 小規模高齢化集落等に居住する75歳以上の高齢者、障がい者等 イ バス路線縮減に伴い新設、拡充するもの ウ 相乗り促進のため上乗せするもの 〇共助交通への支援 ア NPO等による交通空白地有償運送に係る運行経費(人件費、燃料費等)等 イ 住民ドライバー活用のための研修費、保険料等 〇市町村のデマンドバスや多角化等への支援 ア 市町村によるデマンドバスや乗合タクシー等の運行に係る運行経費(人件費、燃料費等)等 イ 市町村バスの多角化等 (ア)貨客混載の取組に係る設備費等 (イ)運行者の異業種参入に係る資格取得費等 (ウ)自動車学校、介護施設等の送迎バス空席用に係る調査費等 〇システム導入等新たな仕組みづくりへの支援 配車システム導入等の新たな仕組みづくりに係る調査費・導入費等 ※市町村を跨ぐ広域的な取組も補助対象とする 〇その他県が特に認める事業 (2) 車両購入費補助 〇市町村が生活交通路線を運行するための車両購入費 ・補助対象者:市町村 ・補助率:1/3 ・補助上限額:定員11人以上 5,000千円/台、定員11人未満 1,000千円/台 〇NPO等が交通空白地有償運送を行うための車両購入費 ・補助対象者:市町村 ・補助率:1/2 ・補助上限額:1,000千円/台 ○効果 当該補助制度により市町村ごとに地域の実情に応じた交通体系を再編し、地域住民とともに観光客も見据えた利便性の高い交通体系の構築に繋がる。 ![]() ![]() ![]() |
本件問合先 | 鳥取県地域づくり推進部中山間・地域交通局地域交通政策課 |
0857-26-7641 | |
koutsuuseisaku@pref.tottori.lg.lp |