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タイトル | 愛知県「休み方改革」プロジェクト |
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施策・事業名称 | 愛知県「休み方改革」プロジェクト |
都道府県名 | 愛知県 |
分野 | その他 |
事業実施期間 | 令和5年4月1日~ |
施策のポイント |
・経済界・労働界・教育界が一体となって、「休み方改革」を進めていく ・「休み方改革」の重要性・必要性を全国に発信し、国民運動として展開していく |
内容 |
(休み方改革の目的) 休み方改革(休暇取得のあり方の見直し)を通じ、国民全体のワーク・ライフ・バランスの充実と生産性向上による日本経済の活性化の実現を目指す (休み方に関する課題認識) ①従業員の休暇満足度の向上は、生産性や従業員の定着率の向上に寄与するものであるが、一方、日本には祝休日は多くあるものの、国民が一斉に休みを取るため、質の高い休暇を楽しむことができない ②学校は祝休日が休みであるが、企業の業種・職種や規模によっては、親が祝休日に仕事をしていることも多く、家族が一緒に過ごす時間がつくりづらい ③日本の産業、特にサービス業は、繁閑差が大きいことから、人員等の最適化が図りにくく、欧米に比べて生産性が低い (休み方改革に向けた問題提起) ①土日祝日などの特定の日に国民が一斉に休むのではなく、企業や個人単位で休日を柔軟に設定できる環境をどのようにつくっていくか ②平均取得率6割程度に止まる有給休暇の取得が進むよう、いかに環境整備していくか ③子どもの休みを契機に家族が一緒に休める、家族の休みに合わせて子どもが活動できる仕組みをどうつくっていくか (愛知県「休み方改革」プロジェクトの内容) ①あいち県民の日(11/27)・あいちウィークを契機とした「休み方改革」の推進 ○あいちウィーク(毎年11/21~27)におけるイベントの開催 ・あいちウィーク期間中に、県の歴史、魅力についての講演会や、絵画コンクール、学生等によるコンサートなどを開催 ○公の施設の使用料等の減免 ・あいちウィーク期間中に、一部の公の施設の利用に係る使用料等を減免 ②休暇を取得しやすい職場環境づくり ○休み方改革マイスター企業認定制度の創設 ・労働者が各自の仕事や家庭の予定に合わせて休暇を取得できる職場環境づくりを推進 ・年次有給休暇の取得及び多様な特別休暇の導入を実施している中小企業等を認定 ・認定企業への優遇措置などにより中小企業を後押し ③家族と子どもが一緒に過ごせる環境づくり ○「県民の日学校ホリデー」の創設・実施 ・学校休業日の創設や子供が休みやすい環境づくりを推進 ・あいちウィーク期間中の一日を「県民の日学校ホリデー」に指定し、新たな休業日の創設 ※あわせて、児童クラブなどの居場所づくり ○「ラーケーション※の日」(校外学習活動の日)の創設・導入に向けた環境整備 ・家族の休みに合わせて子どもも活動できる「ラーケーションの日」の創設・導入に向けた環境整備 ※「ラーニング(learning)」(学習)と「バケーション(vacation)」(休暇)を組み合わせた造語 ④平日や閑散期への観光需要のシフト ○混雑を回避した旅行を促すキャンペーン ・平日など閑散期に旅行をする人向けの割引等の特典を提供する事業者等をPR ○あいちの魅力発見バスツアーの実施 ・あいちウィーク期間中の平日に、愛知県の魅力を発見する県民向けバスツアーを実施 ⑤地域が一体となった「休み方改革」の推進 ○愛知県「休み方改革」イニシアチブ ・経済界・労働界・教育界とともに、「休み方改革」を通じ、ワーク・ライフ・バランスの充実と生産性向上による地域経済の活性化を目指す運動 ・地域が一体となって、愛知発で「休み方改革」を盛り上げ、国民運動として全国に展開 |
本件問合先 | 愛知県政策企画局企画調整部地方創生課 |
052-954-6096 | |
chiho-sosei@pref.aichi.lg.jp |