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タイトル デジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」が生み出す"「人」と「人」"、"「人」と「地域」"のかかわりづくり
施策・事業名称 デジタルプラットフォームを活用した関係人口拡大事業 [かかわりファクトリー滋賀]
都道府県名 滋賀県
分野 地域振興・まちづくり
人口減少対策
事業実施期間 令和4年4月1日~
内容 滋賀県では、県内に暮らす方々とともに、滋賀に関心を寄せる人・滋賀を巡る人を増やし、まちをより楽しく、にぎやかにしていく取組として、「かかわりファクトリー滋賀」を展開しています。


1 「かかわりファクトリー滋賀」とは

<実施主体>
 名 称:かかわりファクトリー滋賀推進協議会
 設 立:令和4年3月
 構成員:滋賀県、県内14市町、2大学(滋賀大学、滋賀県立大学)
  
(協議会の目的)
・滋賀県および県内市町その他のものが、デジタル技術を活用しながら多様な体験価値を提供することで、全国の「地方に関心を寄せる方々」を効果的に本県に誘引し、新たな関係人口の創出や移住の促進につなげることを目的とする。


(具体的な取組)
(1) デジタルプラットフォームの導入
 オンライン上の人材マッチングプラットフォーム(SMOUT)を導入し、県・市町が一体となって、地域づくりや地域活性化に関するプロジェクトやイベントを全国に発信します。

(2) デジタル地域コミュニティ通貨の導入
 デジタル地域コミュニティ通貨(まちのコイン)を導入し、コインを媒介に、地域を訪れる、巡る人を増加させ、地域内外の人が楽しみながらつながりを深めることで、「まちのにぎわいづくり」を進めます。

(3) ひとづくりの推進
 (1)(2)の効果的な地域での実装に向けて、各地域の実情把握とデジタル技術の活用に秀でたエリアコーディネーターを配置します。


2 デジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」とは

〇スマートフォンアプリ「まちのコイン」を導入
 全国24地域で導入実績、県域での導入は全国初(滋賀県のみ)

〇滋賀県での通貨単位は「ビワコ」
 全国の方の利用を想定し、一目で滋賀県の通貨であることを認識していただける呼称にしています。

〇「ビワコ」の特徴
 スマホ上のコミュニケーションコインであるので、紙の地域通貨と比較してコストが格段に安く、利用者の負担もありません。また、法定通貨への換金性がないため、原資も不要です。コインには有効期限が定められていて、一定期間コミュニケーションしない場合は回収される仕組みとなっています。

 (参考) 企業版ふるさと納税(人材派遣型)の活用
  ・上記制度を活用し、システム運営企業から人材(1名)を受け入れ、企業・商店街・大学等において事業説明会を開催するなど、本取組の一層の充実・強化を図っています。


3 「ビワコ」の実績と成果(開始から約1年10か月(R6.5.14時点))
 ユーザー数:17,309人
 スポット数: 661か所
 総流通量(累計):184,847,356ビワコ 

(これまでの成果)
 ビワコを通じて、新たな関係人口の創出につながったことはもとより、「ビワコ」をもらったり、使ったりできるスポット巡りを促すことができ、これまでの取組以上に「新たな人のつながり」や「地域に対する深い理解」を生み出すことができたと考えています。
 引き続き、デジタル地域コミュニティ通貨の活用を進め、関係人口の拡大や移住の促進につなげていきます。
関連
ホームページ
https://smout.jp/features/70/plans
https://coin.machino.co/regions/shiga
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/328694.html
本件問合先 滋賀県総務部市町振興課 地域戦略支援係
077-528-3230
bh0001@pref.shiga.lg.jp