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タイトル 災害時における人工透析実施医療機関の情報提供
施策・事業名称 わかやま透析安心メール
都道府県名 和歌山県
分野 防災・危機管理
健康福祉
内容 和歌山県では、切迫する東南海・南海地震に備え、患者会や透析医会、県立医大、医師会、病院協会等で構成する検討会において、災害時の人工透析提供体制の確保について検討を重ねてきました。
その一つとして、県内で災害が発生した場合、既存の広域災害・救急医療情報システムを活用し、かかりつけの人工透析実施医療機関が被災して診療出来なくなったなどの情報を透析患者(ご家族等)の携帯電話へメールで配信する「わかやま透析安心メール」を平成20年6月1日から開始しました。
平常時は、透析患者がかかりつけの医療機関にメールアドレスの申し出を行い、各医療機関において県の広域災害・救急医療情報システムへ入力しメールアドレスを登録する。災害発生時には、各医療機関が診療可否情報をシステムに入力することで、診療出来なくなった場合に登録されている透析患者に対し情報を配信する仕組みです。
県内全ての人工透析実施医療機関の協力を得て、透析患者へ当該事業を周知いただくとともに、各医療機関において希望者を募っていただく方法をとったことで多くの方が登録されています。
また、県では透析患者の移送について、日本透析医会、神戸大学海事科学部と協力体制を構築しており、移送の際の情報提供などについても本システムを活用できると考えています。
本件問合先 福祉保健部 健康局 医務課
073-441-2604
e0501001@pref.wakayama.lg.jp