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タイトル 子どもたちをネットトラブルから守ろう!官民一体となった青少年インターネット適正利用に向けた取り組み
施策・事業名称 青少年インターネット適正利用の促進
都道府県名 福岡県
分野 教育・文化
施策のポイント 福岡県では、青少年のインターネットの適切な利用を推進するため、学校やPTA、子どものネット教育に取り組むNPO、学識経験者、通信事業者、行政関係者など幅広い分野の関係団体と「福岡県青少年インターネット適正利用推進協議会」を設立し、官民一体となった取組みを協議するとともに、各種施策を協働で実施しています。
内容 1.背景
スマートフォンの急速な普及により、どこでも場所を選ばずインターネットを利用できるようになるなど、子どもたちを巡る環境は、ここ数年で大きく変わりました。内閣府の調査によれば、高校生の9割以上がスマートフォンを利用しています。便利になった反面、ネット上での誹謗中傷やいじめ、依存、アダルトサイトなど青少年に有害な情報の氾濫、コミュニティサイトに起因する性犯罪被害などが後を絶ちません。子どもたちをトラブルから守り、適正利用に向けた取組みを推進するため、以下の取組みを実施します。

2.取組内容

(1)官民一体となった福岡県青少年インターネット適正利用推進協議会
青少年を巡る、ネット上のいじめ・誹謗中傷、個人情報の流出、犯罪被害、ネット依存などの問題に対応するため、教育機関、通信事業者、NPO、行政などの官民が連携し、実効性の高い取組みを行うことを目的として設置。
(構成)委 員=校長会会長、PTA連合会会長、大学教授、NPO団体代表、通信事業者(NTTドコモ、ソフトバンク、LINE株式会社等)、行政機関(県、国、県警、県教育庁、政令市教育委員会)
(活動)青少年のインターネット適正利用に係る取組みの検討と実施

(2)インターネットの利用について自ら考え、適正に利用する青少年の育成
○中学生・高校生が参加するワークショップの開催
中学生と高校生がグループになり、インターネットのルールやマナーに議論し、提言します。

(3)青少年のネットトラブルを予防し、対応するための環境整備の促進
○児童生徒のためのネットトラブル相談窓口の設置・運営
ネットトラブルにあっている児童生徒が匿名で相談できる相談窓口を設置・運営し、児童生徒等の相談にネットトラブルに詳しい専門の相談員が対応します。
○保護者に対する研修会の実施
保護者に対し、オンラインゲームの実演を通してゲームの危険性を認識し、家庭でのネット利用に係るルール作りにつなげる研修会や、フィルタリングの重要性を啓発する研修会を実施します。
○非行防止・ネット依存防止地域ミーティング
PTAなど地域で開催する学習会に、ネット問題に詳しい講師を紹介します。
○全国初・青少年健全育成条例に基づくスマートフォンに対応した有益なフィルタリングソフトの推奨
Wi-Fiなどの無線LANによりインターネットに接続できるスマートフォンに対応し、青少年に有害な情報を遮断できるフィルタリングソフトを全国で初めて県が推奨。学校を通じて保護者に周知するとともに、県ホームページや販売店などを通じて県民に周知しています。
本件問合先 人づくり・県民生活部私学振興・青少年育成局青少年育成課
092-643-3388
seisho@pref.fukuoka.lg.jp