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タイトル 豊かな自然の中で子どもが本来持っている自ら学び、成長しようとする力を育みます
施策・事業名称 信州型自然保育(愛称:信州やまほいく)普及事業
都道府県名 長野県
分野 教育・文化
地域振興・まちづくり
人口減少対策
内容 長野県では、豊かな自然環境や地域資源を積極的に取り入れた保育の普及を図ることによって、信州で育つ全ての子どもが、幼児期からの屋外を中心とする多様な体験活動を通じて心身ともに健やかに成長できる環境を整備するために「信州型自然保育認定制度」を全国で初めて平成27年度に創設しました。

自然保育の質や社会的信頼性を担保するために県が設けた基準を満たす保育及び幼児教育施設を県が認定しています。
保育所、幼稚園、認定こども園、認可外保育施設など園種を問わず、幅広く対象としている点が、この制度の特長の一つです。
また、屋外の体験活動を週15時間以上行う「特化型」と、週5時間以上行う「普及型」の2つの認定区分を設け、普及・拡大を図っていることも大きな特徴です。

信州型自然保育認定施設数:225園(特化型15、普及型210園) (R3.4.1現在)
(県内の保育所、幼稚園、認定こども園の約1/3が認定園として活動しています)

次の取組を通じて認定園における保育・幼児教育の質向上と環境整備を図り、質の高い信頼される信州型自然保育の実現を目指しています。
【主な取組】
・信州型自然保育について積極的な情報発信のためのポータルサイトの開設(平成27年度~)
・公的支援を受けていない認定園(認可外保育施設)の保育者の処遇向上のための助成(平成29年度~)
・認定園が行う活動フィールド等の整備に係る経費の補助(平成30年度~)
・認可外保育施設を利用する世帯のうち、国の無償化の対象とならない世帯の保育料の一部の補助(令和元年10月~)
・専門性の高い人材を育成するための研修交流会の開催(平成27年度~)、 先駆的な取組をしている認定園における実践的な受入型研修、認定園が自由にテーマを設定する研修への講師派遣などの専門研修の実施。

さらに、平成30年4月17日に、森と自然を活用した保育・幼児教育・子育て支援を積極的に推進する3県(長野県、鳥取県、広島県)が発起人となって設立した、「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」は令和2年10月日現在全国119自治体が参加し、研修交流会や共同研究を行うなど自然保育の取組の輪を全国に広げています。

また、こうした取組を広く県外に情報発信することで、「信州やまほいく」に魅力を感じ、その理念に共感を抱いた方々の移住につながっています。
【信州やまほいく】
【信州やまほいく】
関連
ホームページ
https://www.pref.nagano.lg.jp/kodomo-katei/kyoiku/kodomo/shisaku/shizenhoiku-ninteiseido.html
本件問合先 県民文化部こども若者局こども・家庭課
026-235-7095
koodomo-katei@pref.nagano.lg.jp