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タイトル | 保育士がやりがいを持ちながら働き続けられる職場の実現! 「京都保育人材キャリアパス」の構築 |
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施策・事業名称 | 京都保育人材キャリアパス |
都道府県名 | 京都府 |
分野 | 人口減少対策 |
内容 |
■趣旨/背景 保育ニーズが高まり、保育士が不足する一方で、キャリアに応じた保育士の人材育成や職場定着には課題があります。 京都府では、保育士の標準的なキャリアアップの道筋を示し、やりがいをもって長く働いてもらう仕組みづくりのため、京都保育人材確保・養成対策協議会 キャリアパスワーキング(※)を設置し、検討を行ってきましたが、この度、「京都式保育人材キャリアパス」を全国に先駆けて策定しました。 本キャリアパスにおいては、中堅層の職位として「職務分野別リーダー」や「副主任保育士」などを設定するとともに、職位に応じた役割や責任、求められる能力などを8項目にわたって示しており、今後、府内保育園や認定こども園などにおける共通のキャリアパス制度となることを目指しています。 また、昇任やキャリアの証明に役立てていただくため、研修の受講歴を記録・保存する冊子「京都保育人材キャリアパスポート」も併せて作成しました。 ※キャリアパスワーキング参画団体 京都府保育協会、京都市保育園連盟、全国認定こども園協会京都府支部、京都府保育士会、京都市保育士会、京都保育士養成研究会、京都府、京都市 ■事業内容・特徴 <京都式保育人材キャリアパス> ・中堅層として「職務分野別リーダー」や「専門リーダー」、「副主任保育士」などを設定することで、経験年数や能力に応じたきめ細やかなキャリアアップを促進。また、本キャリアパスを導入することで、国が昨年4月に創設した処遇改善の制度により、中堅層に対して月額5千円~4万円の給与増。 ・各階層の職に求められるキャリアパスとして8項目を提示。(1「求められる役割と責任」 2「求められる業務」 3「知っておいてほしい専門知識、保育実践に必要な技術」 4「求められる能力」 5「求められる取組姿勢」 6「必要な研修」 7「給与」 8「昇給条件」) <京都保育人材キャリアパスポート> ・社会情勢の変化等により、様々な専門性が保育士に求められており、キャリアアップと研修受講による技能習得は密接に関係しています。 ・このため、研修の受講歴を記録・保存するための冊子を作成し、保育士1人ひとりに配付することで、キャリアアップのためのパスポートとして活用を目指します。 ■目指す成果 ・学生にとっては、魅力の向上により、保育の職場への就職を考えるきっかけに ・働く保育士にとっては、キャリアパスの導入により、本人の能力や経験等が評価され、職位や処遇等に反映 ・離職中の保育士にとっては、各園で共通のキャリアパスを導入することにより、再就職の際のキャリア継続を促し、再就職を促進 |
関連 ホームページ |
http://www.pref.kyoto.jp/kosodate/careerpassworking.html |
http://www.pref.kyoto.jp/koho/kaiken/documents/3001310001.pdf | |
本件問合先 | 健康福祉部こども総合対策課 |
075-414-4591 | |
kodomo@pref.kyoto.lg.jp |