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タイトル 「介護助手」制度
施策・事業名称 アクティブ・シニア生涯活躍加速化事業
都道府県名 徳島県
分野 健康福祉
事業実施期間 平成29年4月1日~
施策のポイント ・これまで、介護現場への参入促進が十分ではなかった「アクティブ・シニア」に焦点
・介護現場において、「仕事の切り分け」を進め、シニアの皆様に「介護助手」として、介護周辺業務を担っていただく制度(仕組み)を創設した

【事業目的】
○介護人材の確保
・元気なシニアが「介護助手」として、介護の新たな担い手に!
・世代間シェアによる、介護職場の負担軽減(離職防止)
・業務分化が進むことによる、介護職の高度化・専門化

○シニアの生きがいづくり
・住み慣れた地域で、自分に合った「新たな就労」をすることにより、「生きがいづくり」や「健康づくり」につながる
・働きながら、介護を学べ、「介護予防」にもつながる
内容  介護現場において、「仕事の切り分け」を進め、シニアの皆様に「介護助手」として、介護周辺業務(掃除やベッドメイク、利用者の話相手など)を担っていただく仕組み、「徳島県版『介護助手』制度」を創設し、事業を展開している。
この制度は、協力施設で、3か月間試行的に雇用していただき、負担軽減効果を実感いただくとともに、期間中、介護助手に対しOJT研修を実施することで、必要な知識・技術を身につけてもらい、期間終了後の継続雇用にもつなげている。
「無資格」「未経験」「短時間勤務」をキーワードに、参加者(概ね60才以上)を募集したところ、29年度からの7年間で、延べ146施設338名のシニアが参加された。期間終了後においても継続雇用率は6割を超えており、この制度をきっかけに、有資格者等、施設が独自に採用した方もおり、潜在的介護人材の掘り起こしにもつながっているところである。
介護助手(シニア)からは、「生活にメリハリが出た」「住み慣れた地域で、自分にあった働き方ができている」との声が聞かれており、生きがいづくりにもつながっている。
施設側からは、介護助手(シニア)を雇用し、「業務量の減少につながった」「専門的業務に専念できた」「利用者と向き合う時間が増えた」などの意見が聞かれている。
「介護助手」の導入イメージ
「介護助手」の導入イメージ
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ホームページ
https://ainet-tokushima.jp/activesenior/
本件問合先 徳島県保健福祉部長寿いきがい課介護支援担当
088-621-2213
choujuikigaika@pref.tokushima.jp