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タイトル 「よそ者、わか者、ばか者」が商店街を元気に!
施策・事業名称 NEXT商店街プロジェクト事業
都道府県名 埼玉県
分野 商工・労働
事業実施期間 平成30年4月1日~
施策のポイント 商店街を取り巻く環境が大変厳しい中、埼玉県では、既存の枠に捉われない新たな形の商店街の形を目指して検討を行った。その結果、現在の商店街における課題として、
(1)薄く広く支援する従来型補助金などの画一的な支援、
(2)中・長期を見据えたビジョンが不十分、
(3)慢性的な人手不足、
(4)活動の見える化やPR不足
が挙げられ、商店街の推進体制の弱さが指摘された。
そこで、課題(1)に対し、危機感が強く意欲的な地域の商店街を県が選定する、課題(2)~(4)に対し、外部の様々な専門知識をもった人材がチームを組んで、地域住民を巻き込みながら伴走型で支援する「NEXT商店街プロジェクト事業」を実施することとした。
外部の専門家で構成されたチームと、地元の商業者、金融機関、市町村・市町村商工会議所・商工会、県などが一丸となって運営体制を構築し、新たな形の商店街である「NEXT商店街」を自走可能なモデルケースとして確立し、広めていく。
内容 【立案の背景】
商店街は、消費者ニーズの多様化、大型店の進出等外部環境の変化により厳しい状況に直面している。埼玉県内の現在の商店街数は、平成13年のピーク時1,183から290以上減少(△24.6%)しており892となっている。
こうした現状を踏まえ、埼玉県は、これからの商店街振興のあり方を考え、より効果的かつ新たな施策の方向性を検討するため、平成29年7月に「埼玉県商店街振興のあり方検討会」を設置した。
当事業は、この検討会の中で示された従来の枠に捉われない施策の方向性を具体化したものである。

【概 要】
危機感が強く意欲の高い地域を県が選定し、外部の様々な専門知識をもった人材(マーケティング専門家、ブランディング専門家、建築家、イベントプランナー、WEBデザイナーなど)がチームを組んで、商店街内外の地域の人材を巻き込みながら集中支援し、次世代が誇りを持てる商店街の実現を目指す。

対象商店街へ支援活動等を先導するNEXT商店街請負人を配置し、その先導のもと、クリエイティブな専門家集団がチームを組み、商店街に伴走してビジョンの策定や、新たな運営体制の構築等を推進する。

(具体的な実施内容)
・請負人を中心とした外部の専門家集団「チーム寄添者(よそもの)」の立ち上げ

・商店街ビジョンの検討、策定
・地域のリーダーや協力者の資質向上(人材育成)
・クリエイティブでわくわくする活動の検討・実施
本件問合先 産業労働部商業・サービス産業支援課
048-830-3761
a3750-11@pref.saitama.lg.jp