期待の新品種!次世代スギ「サガンスギ」

 人工林率全国1位の佐賀県で、その6割を占めるスギ。佐賀県は56年前に、全国に先駆けて優れたスギ品種の開発に着手、その努力が実を結び、次世代スギ「サガンスギ」が誕生しました。

 サガンスギの特徴は、「早く、強く、そして人に優しい」こと。従来のスギと比べて成長速度が1.5倍と早く、通常50年ほどかかる収穫までの期間が約30年に短縮するだけでなく、夏場の過酷な重労働とされる下刈りなどの作業回数を削減。早期収穫・低コストを実現しました。

 また、成長の早さに加えて、従来のスギの1.5倍もの強度を兼ね備えているため、建築用資材として幅広い利用が期待されます。

 さらに、花粉の量は従来のスギの2分の1以下となり、多くの人々を悩ませる花粉症対策にもなる、人に優しいスギです。

 サガンスギが誕生するまでには、半世紀以上もの長い期間、先輩から後輩たちにつないできた熱い想いを胸に開発に携わり、ひたむきに研究を重ねてきた日々がありました。

 1965年に成長が良いスギ同士の人工交配を開始、5年の歳月をかけて、1万3千本の苗木を育成しました。その中から厳選したわずか109本の苗木を、成長過程において何度も繰り返し調査し、最終的に最も優れたものを選抜。昨年、開発に携わった佐賀のたくさんの人々の想いと佐賀の山々に力強く育っているスギの姿をイメージして「サガンスギ」と名付けました。

 今春から苗木の出荷を開始し、県内での普及を目指していきます。

 「早く、強く、そして人に優しい」3拍子揃ったサガンスギ。県はサガンスギとともに、新しい森林づくりに取り組んでいきます。

 

《問い合せ先》

林業課

電話:0952₋25₋7131

サガンスギ