復興への思い、感謝の思い新たに

 昨年発生した新潟県中越沖地震から1年が過ぎました。
 中越沖地震は、地方中堅都市の個人財産や商店街などを襲った生活直撃型の地震でした。被災地では、被災された方々の生活・住宅の再建や商店街の復興に向けたさまざまな取組みが進みつつあります。しかし、今なお、約850世帯の方々が仮設住宅で不自由な生活を余儀なくされています。
 被災された方々のそれぞれの事情を踏まえ、きめ細やかな支援を行い、一日も早い復旧・復興に向けて取組みを進めていきます。
 また、4年前に発生した新潟県中越大震災の被災地では、復旧段階から新たに復興過程へと移り、さまざまな取組みをスタートさせ、持続可能な地域社会形成を目指した基礎づくりに挑戦しています。この復興を確実に成し遂げることが、中越沖地震の被災された方々の希望となるものと思っています。
 このように新潟県において、復興の取組みを進める中、先般、中国四川省の地震や岩手・宮城内陸地震、岩手県沿岸北部を震源とする地震が発生し、多くの方々が被災されました。
 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、負傷された方々、被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。
 二度の大きな地震に見舞われた新潟県としては、各被災地へ職員を派遣し、本県の災害対応の経験をお伝えさせていただきました。
 また、中国四川省震災復興日本視察団の皆さんが来県され、中越大震災の被災地である長岡市山古志地域等を訪問されました。その際にも本県の地震復興の経験やノウハウをお伝えさせていただきました。
 これらのことは、新潟県が全国並びに世界中からいただいたご支援へのご恩返しとともに、本県自身の災害対応力の維持・向上や、防災ネットワークの強化にもつながるものと考えています。
 9月1日は「防災の日」です。
 災害はいつでも、どこででも起こり得ます。全国に誇れる「ふるさと新潟」の復興を成し遂げ、地震からの教訓をしっかりと情報発信して、全国各地の取組みに貢献していきたいと思います。

 中越沖地震からの復旧・復興をPRするために、被災地の子どもたちが描いた未来予想図の絵柄をラッピングしたバス。バスは7月から9月までの3ヵ月間、路線バスとして柏崎市内を巡回しています。