モラルの向上を! あいち教育キャンペーン
愛知県では、今日の教育問題の多くが、子どもだけでなく、親や教員、地域の大人たちにとって大きな課題であるとの認識の下、取り組むべき具体的な内容を明らかにした「あいちの教育に関するアクションプラン」を平成19年に策定しました。
このプランの推進のためには、教育の実施主体である家庭や地域にも、その役割を十分に発揮してもらう必要があることから、キャンペーン活動を積極的に展開しています。
平成20年度は特に重点的に取り組んでいくテーマとして「モラルの向上」を掲げ、子どもたちだけでなく、子どもたちの手本となるべき大人にもルールやマナーを守り、率先して子どもたちの手本となるよう行動することを、街頭活動などにより広く呼びかけています。
また、12月には知事から県内の国公私立の中学校に在籍するすべての中学生(約21万3,000人)に、知事の「モラルの向上」に関するメッセージをチラシとして配付し、知事の思いを直接伝えることにより、ルールやマナーを守ることの大切さを呼びかけました。
今後は、2月に、「子どもと大人のモラルを語るつどい」を開催し、各学校で行われている取組みについて発表するとともに、子どもと大人が一堂に会して「モラル」について一緒に考える場を提供することとしています。
こうした活動を通じて、基本的な社会のモラルを身に付けた子どもたちを育て、思いやりのあふれる社会づくりに努めていきます。
モラル向上キャンペーン啓発ポスター