~ふるさとの景観を守る~「いしかわ景観総合条例」施行
石川県には、霊峰白山や加賀・能登の自然景観を始め、のどかな里山や田園、落ち着いた風情の伝統的な街並みなど、魅力ある景観が数多くあります。
これらの景観を保全・創出し、次世代に継承するため、全国初の取組みとして「景観条例」と「屋外広告物条例」を一本化した「いしかわ景観総合条例」を昨年7月に制定、今年1月に施行しました。
この条例には、「いしかわ景観総合計画」による市町を超えた広域的な景観づくりの推進や、地域特性に応じた規制・誘導、さらには眺望景観の保全など、石川県独自の理念や施策を盛り込んだ全国でも先進的な内容になっています。
また、県民の方々に景観についての意識を高めてもらうため、昨年2月に国際景観シンポジウム、10月には景観俳句大会を開催しました。そして2月には、地域の景観づくりに積極的に取り組む方を育てる「いしかわ『景観びと』育成セミナー」を開催し、県民挙げての景観づくりを目指す取組みを行っております。
今後も、この条例を拠り所として景観施策を総合的かつ強力に推進していくこととしています。
【お問い合わせ】
石川県土木部景観形成推進室
電話番号 076-225-1759
美しい白山の眺望景観