ロマンあふれる完全な「土佐宇宙酒」 3月21日発売開始

 高知県は、温暖な気候と豊かな森に恵まれています。良質な水、米、そして蔵人の絶え間ない努力によって生み出されたのが高知の酒です。本県の成人1人当たりの酒類消費量は全国でもトップクラスで、全国平均を2割以上上回っています。
 そのような本県で、宇宙を旅した酵母でつくられた「土佐宇宙酒」が4年前に県内18社の蔵元から同時発売され、ロマンあふれる世界初のお酒は大きな反響を呼びました。
 この酒づくりは、「宇宙でつくった日本酒が飲みたい」という大きな夢からスタートし、3年がかりでロケットへの搭載を実現しました。酒づくりに挑戦したのは「高知県宇宙利用推進研究会 通称『てんくろう(天喰郎)の会』」です。
 今回さらに酵母だけでなく、宇宙を旅した玄米から作られた米を使った宇宙酒が実現しました。選ばれた品種は、高知県酒造組合と県立工業技術センター、農業技術センターが共同で開発した県独自の酒造好適米「吟の夢」「風鳴子」です。
 酵母と酒造好適米の玄米は、打ち上げられたロケットで約10日間の宇宙旅行を経て帰還しました。その後、わずか数十粒の玄米を3年かけて増産し、昨年秋には190tが収穫され、ようやく酒米として今年発売の宇宙酒に使われることになりました。
 3月21日に発売される「完全な土佐宇宙酒」で、天にも昇る気分が味わえるかもしれません。皆様も是非一度ご賞味ください。

【お問い合わせ】
高知県産業技術部研究開発課
電話番号 088-823-9644