県シンボルマーク旗が宇宙へ!

 3月16日、鹿児島県のシンボルマーク旗が、日本の若田光一宇宙飛行士などが搭乗するスペースシャトル・ディスカバリー号で宇宙へ旅立ちました。
 若田宇宙飛行士の父親が鹿児島県出身というご縁もあり、今回、シンボルマーク旗のディスカバリー号への搭載が実現しました。
 宇宙と言えば、鹿児島県には、種子島と内之浦にロケットの打上げ施設があることから、県内外の小中学生が参加する「種子島スペースキャンプ」を始め、宇宙に関連した催しや取組みが、県内各地で行われています。
 最近は、宇宙の魅力を教育の場に生かそうという取組みが広がりを見せ、宇宙航空研究開発機構の支援を受けた小中学校の「宇宙授業」や、地域で子どもたちに宇宙や科学の魅力を教える日本宇宙少年団の活動などが活発化しています。
 若田宇宙飛行士と一緒に宇宙を旅したシンボルマーク旗は、後日、鹿児島県に返還されることになっており、学校の授業や日本宇宙少年団の活動、宇宙に関連した催しなどに活用される予定です。
 また、今年7月には、県内のトカラ列島などの地域で、皆既日食を観測することができます。
 国内外から、大勢の天文ファンが鹿児島県を訪れることが予想され、「宇宙に最も近い県」である鹿児島県の魅力を知っていただくよい機会になるものと期待しています。

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