農林水産業の担い手確保のために
進行する過疎化と高齢化。それに伴う農林水産業の担い手不足......。
「新たな担い手確保のきっかけになるような仕掛けができないか?」という溝口知事の提案をきっかけに、島根県農林水産部の若手職員5人が本の制作プロジェクトを企画。自らが編集スタッフ「鄙(ひな)びと」として取材・編集に携わり、県内にUIターンした担い手の方々やご家族へのインタビューを通じて、島根の農林水産業の未来を見つめました。
その内容をまとめた『田舎ごこち』がこのほど完成し、いよいよ全国の書店などで販売が始まりました。
内容は、島根県で農林水産業に携わっている20歳代から40歳代のUIターン者の生活ぶりを紹介しながら、就労のきっかけやさまざまな困難を乗り越えた苦労話、さらに地域とのつながりの大切さなどを、島根の美しい風景写真を交えながらつづっています。
これを読んだ人に、少しでも島根の農林水産業に興味を持ってもらいたい......、そんな編集スタッフや取材先の方々の熱い思いが詰まった一冊です。
また、以前に県内で講演をしていただいたことが縁となり、俳優であり、農業コンサルタントでもある永島敏行さんにも推薦の言葉をいただきました。