「ダメだっちゃ温暖化」~クリーンエネルギー普及先進県を目指して~
宮城県では、「ダメだっちゃ温暖化」を合言葉に地球温暖化防止に向けたさまざまな施策を展開しています。
これまで、普及啓発を中心に事業を展開してきましたが、県内の温室効果ガスの排出量は、増加傾向にあり、より効果のある施策が必要だと考えています。
そこで、平成20年に「『ダメだっちゃ温暖化』宮城県民会議」を設立し、官民挙げての温暖化防止県民運動を展開しています。
今年度は、クリーンエネルギーの普及を核として、新たな産業集積と地球温暖化防止の両立を図りながら「富県宮城」の実現を目指す、「(仮称)クリーンエネルギーみやぎ創造プラン」の策定に向けて検討を進めています。
また、今年5月からは、家庭における二酸化炭素の排出削減を進めるため、県民向けの「クリーンエネルギー自動車(※)」及び「住宅用太陽光発電」導入補助制度を実施しています。
このうち「クリーンエネルギー自動車」の購入補助金は、補助対象の自動車を購入した際に1台当たり10万円の補助金を交付するもので、当初予算に3,000台分を計上しました。5月1日の申請受付開始から、3週間余りで予定の台数に達し、県民のクリーンエネルギー自動車への関心の高さを再認識する結果となりました(本県のこれまでのクリーンエネルギー自動車の導入台数は年間約1,500台でした)。
これを受けて、「クリーンエネルギー自動車」の購入補助金については、追加3,000台分の補正予算案を、6月議会に上程しましたが、予想を上回る申請があり、6月末で受付を終了しました。
また、「住宅用太陽光発電」の導入補助金も申請件数が順調に伸びています。
宮城県では、今後も「ダメだっちゃ温暖化」を合言葉に、県民・企業・団体の皆さんの地球温暖化防止に向けた取組みを支援しながら、クリーンエネルギー普及先進県を目指していきます。
※「クリーンエネルギー自動車」...ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、電気自動車
お問い合わせ
宮城県環境生活部環境政策課
電話番号 022-211-2661
HP http://www.pref.miyagi.jp/kankyo-s/