屋久島の自然環境を守るために

 平成5年に日本で初めて世界遺産に登録された屋久島は、縄文杉を始めとする樹齢数千年の屋久杉や洋上アルプスと呼ばれる山々などの貴重な自然に魅せられた多くの登山者や観光客で賑わっています。
 その一方で、近年、登山者急増に伴う自然環境への影響が懸念されており、特に山岳部のトイレは、長い待ち時間や悪臭などが問題となっていました。
 そのため、国・県・町を始めとする関係機関では、昨年4月から島を訪れる方々に「屋久島山岳部保全募金」を呼びかけ、集まった募金等でトイレのし尿の人力搬出等を開始しました。また、新たな試みとして、登山者がし尿を持ち帰る「携帯トイレ」の導入も進めており、今年のGW期間中に実施した導入試験で好評を得たことから、今後、携帯トイレ常設ブースの設置を進めるなど、山岳部の環境負荷の軽減に取り組んでいきます。
 さらに、県では、水力による発電が豊富な屋久島の特徴を生かし、二酸化炭素の発生が抑制された先進的な地域づくりを促進するため、専門家による研究会や地域協議会の設置、電気自動車の導入・試乗会の開催などを内容とした「かごしま低炭素社会モデル創造事業」を推進していくこととしています。
 今後とも屋久島の自然環境保全のため、皆様のご協力をお願いします。

お問い合わせ
鹿児島県環境部 自然保護課
電話番号 099-286-2613
    〃  環境部 地球温暖化対策課
電話番号 099-286-2586

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 縄文杉