「エコ・チャレンジの森」で気軽に植樹体験

 北海道洞爺湖サミットの開催を契機に、地球温暖化防止に果たす森林の役割に対する関心や環境保全活動への機運は、高まりを見せています。
 北海道では、森林づくりへの実践活動を更に盛り上げていくため、道民が気軽に森林づくりに参加できるフィールドを設定しました。
 当別町と月形町にまたがる「北海道立道民の森」は、約12,000haに及ぶ全国最大規模の森林総合利用施設であり、「森に集う・森に学ぶ・森に遊ぶ」をテーマにさまざまな森林とのふれあいを楽しむことができ、年間約24万人が訪れています。
 この道民の森内の神居尻地区牧野跡地に、「エコ・チャレンジの森」(5ha)を設定し、平成21年度から3ヵ年、道民の森の利用者や森林学習プログラムに参加する児童・生徒等が行う植樹を支援することとしました。道民、企業、団体の皆さんとともに、同地区の水源かん養機能の回復を目指します。
 「エコ・チャレンジの森」では、植樹時季である5・6月と9・10月の土・日・祝日に、現地係員が技術指導等を行っており、人々の生活と森林との関係について理解を深めながら、トドマツ・アカエゾマツ・ミズナラ・シラカンバ等の苗木を無料で植樹体験できます。

お問い合わせ
水産林務部森林環境局森林活用課
電話番号 011-204-5516

hokkaido200909.JPG