職業教育ナンバー1に向けて、全国を先導する職業教育を展開中!

 大阪府では、昨年6月、橋下知事が、「英数国理社だけではない多様な進路」を子どもたちに提供するため、専修学校の協力を得て、「職業教育ナンバー1」を宣言。大阪の将来像を示した「将来ビジョン・大阪」(平成20年12月)にも位置付けました。
 具体的な取組みとしては、高校生に対して、専修学校での職業体験教育の機会を提供するとともに、企業が求める人材育成を専修学校が受託する特別コース(大阪発「産学接続コース」)の普及を図っています。
 今年度は、高校1年生を対象に、リクルートの職業適性診断テストの受検や、職業人との交流イベント、専修学校での職業体験学習をパッケージとした事業(16歳のハローワーク事業)を4月からスタートしました。
 この8月1日には、高校生(約1,000人)が職業人(約100人)から就職への道筋のアドバイスを受ける全国初となる交流ワークショップをグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で開催しました。参加した高校生の大半は、職業適性診断テストを受検。普段接する機会のない第一線で活躍する職業人との交流では、「今の仕事のやりがい」などについて、熱心に聞き入っていました。
 また、大阪発「産学接続コース」については、7月に、企業と専修学校との教育協定の内容などを示したガイドラインを策定する委員会を発足しました。
 既に、そのモデル的な取組みとして、1.ファッション分野では、幹部候補生として就職に直結する「幹部養成型コース」や店舗運営を半年間、中心市街地で実践する「店舗運営型コース」、2.観光分野では、研修の一環としてホテルで働きながら企業風土の理解や即戦力となる人材を育成する「研修活用型コース」などが、企業と専修学校の連携の下、進められています。
 大阪府では、今後とも「職業教育ナンバー1」を目指して、職業教育に更に力を入れていきます。

お問い合わせ
大阪府私学・大学課
電話番号 06-6944-6790

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職業教育ナンバー1・キックオフ宣言(4月15日)