日本初! 山と海をつなぐ環境スポーツイベント「皆生・大山SEA TO SUMMIT」開催

 9月20日、海と山をつなぐ日本初のスポーツイベント「皆生・大山SEA TO SUMMIT(海から頂上まで)」を、大山隠岐国立公園(大山パークウェイ)をフィールドに開催します。
 大会では、シーカヤック・自転車・登山の3種目で、米子市・皆生温泉海岸の海から日本の名峰「大山」山頂までを目指します。高度差は約1,700m。海から里、そして山へとフィールドを移しながら、標高が上がるにつれ気温や植生が変化していくさまは、単独のアクティビティでは味わえないもの。自然のつながりや大きさを全身で体感できます。
 また、大会前日の9月19日には「環境シンポジウム」を開催。作家C・W・ニコル氏、海洋ジャーナリストの内田正洋氏をゲストに迎え、海、森、里をつなぐ自然の循環と環境について考えます。海で発生した水蒸気が、雨や雪となって山に降り、川となって森や里を潤し、再び海へと還ってゆく...。「SEA TO SUMMIT」は、海から山へと自力で進む中で自然の循環を体感し、自然の大切さについて考えようというものです。
 21世紀は「環境の世紀」と言われています。鳥取県では、「人と社会と自然との共生」をテーマに「環境立県」を掲げ、大気、水、土壌環境の保全や自然エネルギーの導入などさまざまな取組みを展開してきました。今大会も単なるスポーツイベントにとどまらず、環境の大切さを皆で考える大会としていきます。そして、鳥取県の豊かな自然と人の温かさを、参加者の皆さんに感じていただけたらと考えています。

お問い合わせ
鳥取県西部総合事務所県民局大山中海振興課
電話番号 0859-31-9769
皆生・大山SEA TO SUMMIT HP
http://www.montbell.jp/ generalpage/index.php?general_id=91

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