低炭素社会の実現に向けて
佐賀県では、自然エネルギーの普及促進など地球環境を守る低炭素社会を実現する取組みを進めています。
当県は、住宅用太陽光発電の普及率が全国平均の2倍以上で、八年連続全国第1位です。この数字は、県民一人ひとりの環境意識の高さの表れとも言え、今後もさらなる普及を目指します。
また、エコカー減税や補助金が追い風となり、環境に優しい次世代自動車への注目が年々高まる中、当県でも、走行時に二酸化炭素を出さない電気自動車(EV)と、電気自動車とハイブリッド車の両方の機能を兼ね備えたプラグインハイブリッド車(PHV)を公用車として活用しています。今年も最新の電気自動車を含め、新たに10台の電気自動車を導入する予定です。
さらに、低炭素社会づくりに力を入れる当県が、「EV・PHVタウン」の第2期実施地域に選ばれました。これは、国や自治体、地域企業などが連携して、集中的な充電インフラ整備や、EV・PHVの普及を促すモデル事業です。
当県では、今年3月末までにコンビニと連携して急速充電器(30分で8割充電)を7ヵ所設置することを始めとして、〝いつでも・どこでも・だれでも〞使える「24Hユビキタスネットワーク」を構築し、全国に先駆け全県域で安心して走れる環境を提供する計画です。それにあわせて、EVやPHVを2013年度までに1,000台普及させることも目指しています。
地球環境時代のトップランナーを目指し、これからも低炭素社会の実現に向けて積極的な取組みを進めていきます。
EVのやさしさをモチーフに象や花をあしらった公用車