東北復興支援特別企画「棟方志功 祈りと旅」展開催中!
未曾有の大災害をもたらした東日本大震災によって、東北地方を中心とする美術館・博物館や文化施設も大きな被害を受け、また、多くの芸術文化関係者が被災し、その活動が困難になっています。
被災地域の復興のために様々な支援活動が展開されている中で、愛知県では、東北復興支援特別企画として、「棟方志功 祈りと旅」展を7月9日から9月4日まで、愛知県美術館(名古屋市東区 愛知芸術文化センター内)で開催しています。
また、7月20日から26日までを「東北復興支援ウィーク」とし、その期間を中心に愛知芸術文化センター内でチャリティコンサートを始めとする様々な事業を展開し、多くの方にご来場いただきました。
今回の特別企画展では、被災地である東北へ想いを寄せる意味からも、東北出身の版画家で、ヴェネチア・ビエンナーレの版画部門のグランプリを受賞するなど海外でも評価の高い棟方志功を取り上げています。
松尾芭蕉の『奥の細道』に倣った旅のスケッチをもとにした≪奥海道棟方版画≫など、青森、岩手、宮城など故郷東北を題材とした版画作品や、直筆の倭絵や書など文人的な性格の作品など、棟方志功の全体像を「祈りと旅」というテーマを通して紹介しています。
会場では、ポストカードなどをチャリティー・グッズとして販売し、その収益金を復興支援として被災地に寄付させていただきます。
愛知県にお越しの際は、是非東北復興支援特別企画「棟方志功 祈りと旅」展にご来場ください。
お問合せ
愛知県県民生活部文化芸術課
電話番号 052-954-6183
愛知芸術文化センターHP
http://www.aac.pref.aichi.jp/