「みどりの風を感じる大都市・大阪」の実現に向けて~8月は「みどりと風の月間」~

 大阪府では、平成21年に策定した「将来ビジョン・大阪」の下、みどりで大阪の魅力を高めるとともに、ヒートアイランド現象が著しい街中でも涼しい海風や山風が感じられる都市づくりである「みどりの風を感じる大都市・大阪」の実現に取り組んでいます。
 このため、海と山をつなぐみどりの太い軸線を形成することとし、今年5月には、道路や河川を中心に周辺の民有地も含めた12 路線とその沿線区域を新たに「みどりの風促進区域」として指定しました。この区域内では、街路樹の整備などの公共事業を重点的に行うことはもちろん、関係市と連携し、緑化を進めた建築物に対し、建ぺい率や容積率などの規制を緩和することで緑化を促します。なお、緩和の基準には、全国で初めて緑視率(建築物を道路側から見たときのみどりの割合)を採用しています。そのほか、緑化資材の割引など、民間企業の協力もいただきながらみどりを増やしていく計画です。
 また、今年度から新たに、8月を「みどりと風の月間」に設定しました。「みどりで大阪を涼しく」をテーマに府内90ヵ所で77万人が参加するイベントやセミナーを展開します。7月31日(日曜日)には、キックオフイベントとして「校庭の芝生大交流会」を開催し、大阪府が推進する校庭の芝生化の実施校や予定校150校の関係者が一堂に会しました。
 この月間を通じ、府民、企業、行政のオール大阪で「みどりの風を感じる大都市・大阪」づくりを更に進めていきます。

みどりの風促進区域〈みどりの風を感じる大都市・大阪の実現に向けて〉HP
http://www.pref.osaka.jp/kannosomu/midorinokazesokusin/

osaka201108.jpg