小松空港・能登空港のさらなる利活用の促進~小松空港開港50 周年を迎えて~
小松空港は、自衛隊と民間航空との共同使用の下順調に発展を続け、今年で開港50周年を迎えました。現在、旅客定期便は国内線で羽田、成田、札幌、仙台、福岡、那覇の6路線、国際線でソウル、上海、台北の3路線、国際貨物定期便でルクセンブルクの1路線が運航されています。県内はもとより隣県からの利用も多く、地域の空の玄関口として重要な役割を果たしています。
東日本大震災の影響により運休していた、小松・仙台便も7月25日に運航が再開されました。また、台湾の航空会社「エバー航空」が現在週2便の小松・台北便を週4便化することを表明するなど、小松空港の利便性はますます高まっています。
一方、空港を核とした「地元密着型の交流拠点」を目指し、平成15年に開港した能登空港は、全国で初めて搭乗率保証制度を導入したほか、自治体施設の合築や、日本航空学園の誘致など、空港・地域の活性化のため様々な取組を行ってきました。こういった取組が評価され、公益財団法人国際交通安全学会の第32回(平成22年度)国際交通安全学会賞業績部門を受賞しました。
また、震災の影響で中断していた台湾からのチャーター便も、10月から再開される見通しとなりました。
小松空港では、現在、路線利用者に抽選で往復航空券等をプレゼントする開港50 周年記念キャンペーンを実施しており、また能登空港でもあわび・サザエや「能登の里山里海」オーナー権等が当たる夏の特別キャンペーンの実施や首都圏の県出身者等による「能登空港応援隊」の結成を行うなど、利用拡大に向けた様々な取組を行っています。こういった取組や航空会社等関係者への働きかけを通して、今後とも両空港のさらなる利活用の促進を図っていきます。
【お問合せ】
石川県空港企画課
電話番号 076-225-1337