被災地の子どもたちに「元気」と「笑顔」を ~宮・宮 学校給食の日~

 本県では、東日本大震災の支援の一環として、毎月22日を「宮(城)・宮(崎)学校給食の日」に設定し、県名の「宮」つながりで縁のある宮城県内の児童・生徒に本県産食材の定期的な提供を行っています。
 この「宮・宮 学校給食の日」の取組は、河野知事をチーム長とし、県や県内の経済団体・ボランティアなどで構成されている「チームみやざき」が実施しているもので、県内で行われている被災地への支援の様々な取組を結集し、一つの大きな形にするために結成されました。
 「宮・宮 学校給食の日」の第1弾となる9月には、現地からの要望も踏まえ、本県特産の「日向夏ジュース」を宮城県内13市町の小中学校371校に提供しました。その際に、本県内小中学校の児童・生徒らによる応援メッセージも併せて送っています。
 第2弾以降は、10月に「ニラ入り餃子」を、11月には「切干大根の春巻き」を、12月には「鶏肉」を提供する予定です。
 また、「チームみやざき」では、学校給食のほかにも、8月17日から9月14日にかけて、宮城県内の漁港32ヵ所での復旧作業に対する炊き出しを実施し、さらに今後、復興イベントにおける本県農産物を使った鍋料理などの炊き出しや、仮設住宅における本県の農業高校生が育てた花の苗の提供などにも取り組む予定です。
 本県産のおいしい農畜産物を「宮・宮 学校給食の日」を通じて被災地へ届けることで、復興の原動力となる子どもたちに「元気」と「笑顔」を取り戻してもらえればと願っています。

食材を運ぶトラックを見送る河野知事